西サハラ


アフリカ最後の植民地、『西サハラ』。


西サハラは、アフリカ北西部にあります。モロッコによる占領(植民地)が続く西サハラは、国として認められていないため、地図で見るとグレーの色に塗られています。

「砂の壁」といわれる壁が 西サハラの国の周りにはあり、その周りには地雷が引きつめられて、けして他国から西サハラに入ることもでることもできません。

1975年にモロッコとの戦いにより占領されて以来、多くの西サハラの人々が難民となり、隣の国アルジェリアの西南のサハラ砂漠地帯に逃れました。そこで、西サハラ難民キャンプがつくられ、今なお約18万人の人々が暮らしています。祖国、西サハラにいる人々とはモロッコにより、いっさいの連絡手段が立たれている状態です。

貧困により様々な問題が山積みな難民キャンプにいる西サハラの人々は、祖国が解放され、戻れる日のために戦い続けています。